コスモ石油、震災で火災事故を起こした千葉製油所の一部精製装置を稼働再開

2012年1月12日 19:01

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 コスモ石油は12日、昨年3月11日の東日本大震災により火災・爆発事故が発生したため、稼働を停止していた千葉製油所の一部精製装置について、昨年12月27日に保安検査証を受領し稼働再開に向け準備を進めてきたが、本日稼働を再開したと発表した。

 今回稼働を再開したのは、第10直接重油脱硫装置、第20水素製造装置、水素製造装置及び間接脱硫装置。千葉製油所では、装置稼働に伴い他製油所から原料となる重油留分を受け入れ、低硫黄重油等の生産を行う。

 また、その他の精製装置についても、安全確保を徹底したうえで順次保安検査を受け、稼働再開の準備を進めていくという。

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