今年6月30日(日本時間では7月1日)にうるう秒

2012年1月7日 17:08

印刷

記事提供元:スラド

rm -fr 曰く、 IERS(国際地球回転及び基準座標系事業)は、6月30日(UTC)にうるう秒を挿入することを発表した(IERSの告知日本標準時グループ - うるう秒実施一覧Wired.comの記事本家/.)。

UTCでは6月30日23時59分59秒に続いて23時59分60秒が挿入され、7月1日の始まりが1秒遅くなる。日本時間では7月1日8時59分60秒が挿入されることになる。うるう秒の実施は2008年12月31日(UTC)以来、6月30日の実施は1997年以来のこと。現在UTCは国際原子時(TAI)から34秒遅れているが、うるう秒の挿入により35秒遅れになる。

うるう秒の是非については以前から議論されており、2018年以降は廃止される可能性もある(/.J記事)。最後のうるう秒となるかもしれない、「このボーナス秒、何に使う?」(from Wired)。ちなみに6/30、7/1は土日だ。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 地球 | 通信 | サイエンス

 関連ストーリー:
「うるう秒」の廃止、来年1月にも決定か 2011年07月02日
「うるう秒」廃止へ ? ITU が新方式を検討中 2010年08月26日
ひかり電話のうるう秒調整は 9 時が 2 回 2008年12月17日
来年元日に「うるう秒」挿入 2008年09月17日
公衆電話トラブルの原因は「うるう年」 2008年02月05日
うるう秒からうるう時間へ? 2006年09月07日
今年末の新年カウントダウンは「うるう秒」で一味違う 2005年07月07日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事