双子の月探査機「グレイル」、月周回軌道投入成功

2012年1月5日 18:00

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記事提供元:sorae.jp

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 米航空宇宙局(NASA)は1月1日、双子の月探査機「グレイル」が月周回軌道投入に成功したことを発表した。

 発表によると、「グレイルA」は12月31日、「グレイルB」は1月1日にそれぞれエンジンを約40分間噴射した結果、月周回軌道に投入されたという。

 「NASAは新しい年を新しい探査で迎えました。この2機のグレイル探査機は、私たちの月への知識、そして地球の進化についての知識を拡げてくれるでしょう」

 月周回軌道投入成功について、NASAのチャールズ・ボールデン長官はこのように述べた。

 今後、両探査機に対し軌道修正が行われ、3月には高度50kmの極軌道に投入される。その後、両探査機は月の重力場を正確に測定し、月の内部構造の特定や、月がどのように形成され、どのように進化したのか探る。

 写真=NASA。

 ■NASA's Twin Grail Spacecraft Reunite in Lunar Orbit
http://www.nasa.gov/mission_pages/grail/news/grail20120101.html

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