米研究者ら、「一年が364日」のカレンダーを編み出す

2011年12月29日 13:47

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記事提供元:スラド

capra 曰く、 ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが「毎年曜日が変わらないカレンダー」を編み出したそうだ(ジョンズ・ホプキンス大学本家/.)。

 天体物理学者Richard Conn Henryと応用経済学者であるSteve H. Hankeは計算プログラムなどを駆使して、毎年同じ日が同じ曜日になるカレンダー「Hanke-Henry Permanent Calendar」を作り出した。このカレンダーでは例えば2012年がクリスマスが日曜日であれば、2013年も、その次の年も、クリスマスは毎年日曜日であり続ける。

 Hanke-Henry Permanent Calendarは日数が30日間ある月が2度続いた後、31日間の月が1度入るという91日間のサイクルを採用している。合計364日であるため、5-6年ごとに1週間足すことで暦と太陽と月の運行のずれを補正するとのこと。

 経済学的観点から見ても、「91日」という予測可能なサイクルを採用していることはローンや債券、その他の利息などの計算も確実に行えるという利点があるという。

 このような「毎年同じカレンダー」/.Jerなら採用したい、したくない?

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