日本HP、8.9インチ・Windows 7搭載の法人向けスレートPCを発表

　日本ヒューレット・パッカード（HP）は29日、プリインストールOSとしてMicrosoft Windows 7 Professionalを搭載する法人向けスレートPC「HP Slate 2 Tablet PC」を発表した。新製品は1月上旬より順次販売を開始する。価格は、Wi-Fiモデルが6万9,300円（税込）からで、Wi-Fi＋3Gモデルが7万2,450円（税込）から。

　主な仕様は、8.9インチワイドWSVGAディスプレイ／幅234×奥行き150×高さ15mm ／重量約690g／標準バッテリ駆動約6.7時間／Microsoft Windows 7 Professional／インテル Atom Z670プロセッサー／2GBメモリ／64GB SSD。

　「HP Slate 2」は、HPが2002年より販売をしているタブレット型PCの実績を活かし、携帯性や利便性、セキュリティを備えたまま、オフィスのIT環境とのスムーズな連携を実現する新しいデバイス。8.9インチワイド（WSVGA：1,024×600）のタッチパネル式ディスプレイを搭載し、直感的に操作できる業界最軽量となる約690グラムのコンパクトな匡体のため、場所を選ばずに使用できる新たなビジネスツールとして幅広い分野で活用することが可能。OSにはWindows 7 Professionalを採用しているため、既存のIT環境への容易な導入やスムーズな連携を実現する。

　ローカルネットワーク上のデータを高いセキュリティ環境で持ち運び、コンパクトかつ高精細な液晶ディスプレイ上で直感的に操作ができることから、「HP Slate 2」はサービス業での受付端末、医療機関での診察結果開示ツール、教育機関での電子教科書、小売業でのデジタルサイネージなど、様々な分野で手軽に活用することができ、販売機会の拡大、生産性の向上が図れる。また、共有されたデータを外出先で逐次アップデートし、タッチ操作によって効果的にプレゼンテーションするなど、営業職用の携帯端末としても最適な商品となっている。