カニ殻から透明薄膜素材の作成に成功

2011年11月24日 12:45

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記事提供元:スラド

  take-ash 曰く、

  京大生存圏研究所矢野浩之教授らがカニやエビの殻から、折ったり丸めたり自在にできる透明で極めて薄い膜状の素材を作ることに成功した (YOMIURIN ONLINE の記事より) 。

 ズワイガニの甲羅から化学処理でたんぱく質等を除去しキチンだけに加工。この後、たんぱく質が抜けた隙間に透明樹脂を浸透させると、ガラス細工のように透明な甲羅ができたという。また甲羅の粉末から、厚さ 100 〜 200 μm の透明膜を作製。紙のように軟らかいうえ熱にも強く、約 200 ℃まで透明のままとのことだ。

 極薄のディスプレーの表面材料への応用が考えられているようだが、他にどんなところに使えるだろうか?

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