ヴェガロケットの初の打ち上げは2012年1月末

2011年11月16日 13:15

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記事提供元:sorae.jp

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 アリアンスペース社と欧州宇宙機関(ESA)は11月7日、ギアナ宇宙センターでヴェガロケットの初の打ち上げに向けて、準備作業を開始した。

 この日、ヴェガロケットの初段であるP80型固体ロケットエンジンが発射台へと運ばれ、固定された。今後、2段目と3段目のロケットエンジンも発射台に運び、2011年末までに打ち上げ準備完了審査(FRR)を終える予定となっている。

 また、ペイロードの準備も進められており、今回の打ち上げにはイタリアの衛星「LARES」と「ALMASat」、9個ものキューブサット(CubeSat)が搭載される予定となっている。

 ヴェガロケットの初の打ち上げ日時については、現在2012年1月末を予定しているという。

 ヴェガロケットは小型衛星をより低コストで打ち上げるために設計されたロケットである。3段式の固体燃料ロケットと上段液体燃料ロケットで構成され、高度700kmの地球低軌道(LEO)への打ち上げ能力は約1500kgである。

 ヴェガロケットの打ち上げは元々2009年末に予定されていたが、開発や試験の遅れで延期が続いていた。

 ■First Vega launch campaign aims for January liftoff
http://www.esa.int/export/esaCP/SEMC2OTWLUG_index_0.html

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