UbuntuのデフォルトアプリからBansheeが外される?

2011年11月11日 03:07

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Ubuntuのデフォルト音楽アプリケーションであるBansheeが次期リリースよりデフォルトではインストールされないようになるとの話が持ち上がっているようだ(ITworld本家/.)。

 この話は最近開催されたUbuntu Developer Summit(UDS)のセッションで取り上げられたものとのことで、インストールCDからも削除されるとされている。また、Bansheeがプラットフォームとして利用しているMonoも次期リリースから外されるのではないかとのこと。

 デフォルトから外される理由としてはBansheeのメンテが上手くいっていないこと、またGTK3にポートされたBansheeでミュージックストアをGTK3にポートすることがブロックされていることなどが理由として挙げられているとのこと。

 この話はUDSのセッションで語られたこととしてBanshee及びMonoの開発者Joseph Michael Shields氏のブログBansheegeddonに掲載されていた。ただしUbuntuコミュニティマネージャJono Bacon氏は自身のブログにて「Banshee及びMono、そしてその他のアプリケーションをデフォルトから外すことについて、何の最終決定もなされていない」と述べている。

 将来UbuntuがサポートされるとされるARMではMonoがうまく動かないという話も挙がっていたそうだが、実際はそうではなく、ARMでも問題なく利用できるとのこと。過去にはBansheeコミュニティとCanonicalの間でアフィリエイト収益分配に関する軽いもめ事があったことも関連しているのかもしれない。

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