ヤマダ電機とエス・バイ・エル、光熱費ゼロの暮らしを実現する「SMART HOUSING」を展開開始

2011年11月10日 20:40

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平成24年1月オープン予定 千葉北展示場のイメージ(画像提供:エス・バイ・エル)

平成24年1月オープン予定 千葉北展示場のイメージ(画像提供:エス・バイ・エル) [写真拡大]

  • 「SMART HOUSING(スマートハウジング)」トータル・ソリューションイメージ(画像提供:エス・バイ・エル)

 ヤマダ電機とエス・バイ・エルは10日、ヤマダ電機の広範な調達能力と、エス・バイ・エルが持つ創業60年の住まいづくりのノウハウを融合し、暮らしとエネルギーと環境の未来を考える新しい住まいのつくり方「SMART HOUSING(スマートハウジング)」を、本日より、新築・リフォームを問わず全商品に展開すると発表した。

 「SMART HOUSING」のおいて、ヤマダ電機は、同社の広範な調達能力を活かし、「創エネ、省エネ、蓄エネ」のトリプルエコを実現する①太陽光発電システム、②HEMS、③家庭用蓄電池、④オール電化(IHクッキングヒーター、エコキュート)、⑤省エネエアコン、⑥LED照明、⑦電気自動車(地域により販売形態が異なる)、⑧電気自動車用コンセント等のスマートアイテムを、顧客の要望に合わせて選べるように、豊富な品揃えで用意する。また、これらのスマートアイテムは、価格帯別にお奨めのメーカーやアイテムを組み合わせ、顧客の予算に応じて検討してもらいやすい“スマートパッケージ”提案として展開する。

 一方、エス・バイ・エルは、60年の間培ってきた住まいづくりのノウハウとして、①夏は涼しく冬は暖かく暮らせる陽射しのコントロール、②自然の風や光を室内に取り込む間取り工夫、③季節に合わせて変化する落葉樹を配した植栽計画等、日本の気候風土の特徴を活かし、四季折々の自然の変化を取り込んだ暮らしのアイデアを反映した快適な空間や、エス・バイ・エルが誇る企業建築家が創る美しい外観デザイン等を提案する。

 加えて、④耐震性の高い木質パネルを使用した、“ずっと強い”「SxL〔Strong(強い) x Long(長い)〕構法」と、⑤壁体内に空気を通すことで内部結露による腐朽を抑える「壁体内換気システム」、⑥大切な構造躯体をずっと保証する超・長期保証「新・住まいの生涯サポートシステム」等により、地震に強く、高耐久で、安心・安全な基本性能と高い品質を兼ね備えた住まいを実現する。

 「SMART HOUSING」は、これら両社の力を結集し、住まいのみではなく、生活に関わる省エネ家電や電気自動車に至るまでの全てを含む、今までにないスマートハウジングのトータル・ソリューションを提案していくもの。

 「SMART HOUSING」モデルとして2012年1月オープン予定の千葉北展示場は、4.6kWの太陽光発電システム、電力の見える化HEMS、6.0kWhリチウムイオン蓄電池、LED照明、最新のオール電化、最新省エネエアコン、最新家電の設置(冷蔵庫、3D対応TV等)、i-MiEV&電気自動車用コンセント等を搭載することで、旧省エネ基準による住宅と比較して、光熱費が26万7,616円/年削減が可能となり(エス・バイ・エルの光熱費年間シミュレーションによる算出)、住宅光熱費ゼロの暮らしの実現を提案する。

 今後、ヤマダ電機とエス・バイ・エルは、豊富な品揃えで顧客それぞれのニーズに合わせた提案により、エネルギーをより有効に使用し、快適で便利な、地球に優しい住まいを目指す。そして、個々の住まいを越え、コミュニティー全体でエネルギーを自給自足し、新築に限らず既存住宅も含め、お年寄りから子供まで共に暮らせる街づくりを目指す、スマートタウン構想へと繋げていく方針。

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