エプソン、世界初のシースルーモバイルビューアー「MOVERIO」を発売

2011年11月9日 16:53

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世界初のシースルーモバイルビューアーMOVERIO『BT-100』(画像提供:エプソン)

世界初のシースルーモバイルビューアーMOVERIO『BT-100』(画像提供:エプソン)[写真拡大]

 エプソンは9日、メガネのように装着することにより、いつでもどこでも大画面で映像、音楽、Webコンテンツを楽しむことができるシースルーモバイルビューアー、MOVERIO(モベリオ)『BT-100』を、11月25日から発売すると発表した。「プロジェクターのリーディングカンパニーであるエプソンならではの光学技術により、これまでに無い新しい視聴スタイルを提案する」と同社はコメントしている。

 『BT-100』は、民生用ヘッドマウントディスプレイにおいて世界初となる、画面と同時に周りの状況を確認できるシースルータイプの商品。エプソン独自の光学技術、高精彩ディスプレイにより、遠くを見れば見るほど大きく見える画面(20m先なら320型相当)であらゆる映像を美しく見ることができる。

 映像データはメモリーカードに保存することで再生機器への接続が不要であり、また、約6時間のバッテリー駆動が可能なことから、場所を選ばずにスタンドアローンで、外出先でも家の中でも自由な姿勢で視聴することができる。

 音声は、Dolby Mobile採用により臨場感あるクリアで迫力あるサラウンドをイヤフォンで楽しむことができる。さらに、シースルータイプであることから、映像を見つつ周囲の状況を確認することができ、公共の場でも安心して楽しむことができる。

 プラットフォームにはAndroid2.2を搭載し、スマートフォンやタブレット端末と同じく直感的な操作感でスムーズかつ快適に映像を視聴することができる。Wi-Fi環境にも対応しているため、Web上のムービーの視聴やホームページの閲覧を手軽に楽しむことも可能。

 MOVERIO『BT-100』の販売台数は、今後1年間で約1万台を予定している。

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