B-CASカードを使わないコンテンツ保護システム、来年7月末スタート

2011年11月3日 10:12

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 地上デジタル放送において、現在のB-CASカードを使わないコンテンツ保護システムが2012年7月末に開始される(AV Watchの記事ITproの記事)。

新システムはB-CASカードのようなICカードを使用せず、ソフトウェアでスクランブル解除を行うもの。ダビング10など現行のルールは継続される。2012年7月末に関東地方で運用開始し、2013年4月までに全国で順次導入していくとのこと。当面は地上デジタル放送専用受信機向けとなり、BS/110度CSデジタル放送受信機や3波対応受信機では引き続きB-CAS方式を使用する。新方式の登場により、携帯電話など小型機器への実装が容易になるという。

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