沖縄問題 「司令塔は私」と野田総理

2011年11月1日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 野田佳彦総理は31日開かれた衆議院本会議で、小渕優子議員(自民党)から普天間飛行場問題など「(沖縄問題の)司令塔は誰か」と聞かれ、「司令塔は内閣総理大臣である私」と答えるとともに、「普天間問題、沖縄振興に関する諸問題については政府全体として取り組む必要がある」とし、「各閣僚はこうした課題について、それぞれ責任ある立場にある。私の指示の下、官房長官が主宰する関係閣僚会合で情報を共有し、政府全体として、一体的に取り組んでいく」とした。

 また、小渕議員が「総理の沖縄訪問はいつのなるのか。年内なのか、アメリカ訪問前か、もっと後なのか」と具体的な時期を質したのに対し、野田総理は「(総理として)しかるべき時期に、適切なタイミングで訪問したい」と答え、時期について明らかにしなかった。

 ただ、藤村修官房長官はさきの記者会見で「訪問時期について、今後調整していきたい」と語り、具体化にむけて調整していく考えを示している。

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