NEC、PCを外出先から遠隔操作できる「Luiリモートスクリーン」のAndroid版を発表

　NECパーソナルコンピュータは31日、外出先から自宅のパソコンを遠隔操作できる個人向けソフトウェア「Lui(ルイ)リモートスクリーン for Android」を商品化し、10月31日からダウンロード販売を開始すると発表した。

　Luiリモートスクリーンは、2010年7月よりNECのパソコンで提供してきたリモート操作環境で、簡単に離れた場所のパソコンから自宅内のパソコンを操作できる機能で好評を博してきた。

　一方、昨今のスマートフォンの普及により、外出先でネットワークを通じてさまざまな情報を利用することが可能となっていることから、今回、Luiリモートスクリーンの利便性をさらに追及し、Androidスマートフォンから自宅パソコンをリモート操作する機能を提供する新商品「Luiリモートスクリーン for Android」を開発した。これにより、外出先でAndroidスマートフォンからパソコン内のWindowsアプリケーションを操作できるようになる。

　NECパーソナルコンピュータおよびNECカシオモバイルコミュニケーションズでは、スマートフォンとパソコンの安心、簡単、快適な環境を提供するための連携を行っている。「Luiリモートスクリーン for Android」は両社協力の下、ドコモスマートフォン 「MEDIAS N-04C」と「MEDIAS WP N-06C」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)などでの動作検証を済ませ、さらに「docomo NEXT series MEDIAS PP N-01D」をはじめ、2011年冬モデルAndroidスマートフォンを順次動作検証していく。