GSユアサ、小型汎用太陽光発電用パワーコンディショナ「三相ラインバックαIII」を販売

2011年10月26日 21:37

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 GSユアサは26日、10月から小型汎用太陽光発電用パワーコンディショナ「三相ラインバックαIII」の販売を開始したと発表した。価格はオープン価格で、年間3000台の販売を目指す。

 今回、学校や病院および工場などといった事業所を主な納入先とし、過去5年間で1万台以上を販売してきた、単機10kWの「ラインバックαシリーズ」のうち三相出力仕様品を改良し、性能面のみならず設置環境なども考慮した「三相ラインバックαIII」に改め、販売を開始した。

 現在太陽光発電は日中のエネルギー不足を補う有効な手段として期待されており、メガソーラと言われる大規模システムのみならず、「ラインバックαシリーズ」が担う中・小規模の産業用途の市場もますます拡大していくと同社は予測している。そこでGSユアサは、これまでの経験と実績を生かして従来製品の改良を実施。新商品の「三相ラインバックαIII」は、従来品と比べて、3.6%小型化、4%軽量化したほか、変換効率を2%向上させている。

 GSユアサは、1993年に太陽光発電用パワーコンディショナの製造販売を開始しており、現在では4.5kWから250kWまで、産業用途を中心に幅広いラインアップを取り扱っている。

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