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紀伊國屋が電子書籍サービスを拡大、ソニーの「Reader」向けにコンテンツ配信
「紀伊國屋書店BookWeb」ウェブサイト(画像:財経新聞社)[写真拡大]
紀伊國屋書店は20日、電子書籍サービスの一層の拡大を目指し、同日から主要4店舗に「電子書籍コーナー」を設置し、あわせてソニーの電子書籍端末「Reader」の販売ならびに「Reader」向けのコンテンツ販売を開始すると発表した。
「電子書籍コーナー」は、iPad、Androidタブレット、「Reader」を展示し、同社の電子書籍サービスを実際に試すことができる場であるとともに、新刊・話題の電子書籍の紙版を展示することで、紙・電子双方の本に関する情報発信に努める。8月の新宿本店への設置を皮切りに、今回梅田本店、札幌本店、流山おおたかの森店を加えた4店舗へと拡大する。
また、同4店舗と同社のネット書店「紀伊國屋書店BookWeb」で、「Reader」の販売および「Reader」向けのコンテンツ販売を開始する。これまでのiPhone/iPad、Android OS搭載のスマートフォン/タブレット、PCに加え、読書専用端末である「Reader」に対応することで、マルチディバイス向けサービスが可能となる。なお、一度同社から購入したコンテンツは、複数デバイス間で相互利用することが可能。
さらに、講談社のコミック約6,300点を皮切りとし、コミック配信を開始するなど、電子書籍のコンテンツ数も大幅に拡大させる。
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