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AMD、新 CPU「AMD FX」シリーズを発表
hylom 曰く、
AMD が Bulldozer アーキテクチャを採用したデスクトップ向け CPU「AMD FX」シリーズを発表した (PC Watch の記事より) 。全 7 モデルが発表され、うち 3 モデルが 8 コア、1 モデルが 6 コア、3 モデルが 4 コアを搭載する。「推奨販売価格」は最上位の 8150 が 33,800 円、最下位の 4100 が 9,980 円とのこと。
AMD FX シリーズの構成については 4Gamer.net の記事に詳しいが、従来の Phenom シリーズからマイクロアーキテクチャが刷新され、2 基のコア、浮動小数点ユニット、L2 キャッシュを 1 つの「Bulldozer モジュール」とし、これを 2 つから 4 つまで組み合わせたものとなっている。動作クロックは Bulldozer モジュール単位で変更でき、たとえば最上位モデルで 8 コア (= 4 モジュール) 構成の「FX-8150」は動作クロック表記は 3.6 GHz となっているが、Bulldozer モジュール自体は最大 4.2 GHz で動作が可能で、状況によりフレキシブルに各モジュールの動作クロックを変動させるとのこと。全製品で倍率固定が解除されており、ユーザーが自由にオーバークロックできるのも特徴だ。ただし、整数演算ユニットは Phenom などと比べ簡略化されており、高クロック化は容易になっているものの、トータルのパフォーマンスは低くなる可能性もあるようだ。
ただ、すでに 4Gamer.net の記事や PC Watch の記事でベンチマークが行われているが、インテルの Sandy Bridge プラットフォーム CPU には性能面では勝てていないという状況で、場合によっては旧製品である Phenom II にも負ける状況のようだ。
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