Windowsのウィルス感染、大半がJava、Adobe製品のアップデート忘れ

2011年9月30日 07:06

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記事提供元:スラド

sillywalk 曰く、 Windowsがウィルス、マルウェアに感染する主な要因は、ユーザがアップデートを怠ったJava JREやAdobe Reader/Acrobat、Adobe Flashの脆弱性を突かれるケースが大半であると、セキュリティ企業CSIS Security Group(本社デンマーク)が調査結果を公表しましたITMediaの関連記事)。

 同社はほぼ3カ月にわたり様々なExploitキットについてリアルタイムでデータを収集し、ウィルス感染の85%以上が、このようなExploitキットの自動攻撃によってユーザが知らないうちに感染する「ドライブバイアタック」であることを突き止めました。調査の結果は次のとおりです。

  Java JRE … 37% 
 Adobe Reader/Acrobat … 32% 
 Adobe Flash … 16% 
 MS Internet Explorer … 10% 
 Windows HCP(Help) … 3% 
 Apple Quicktime … 2% なお、同社は他にもブラウザ別、WindowsのOS別の感染比率についても報告しています。

 やはりセキュリティアップデートはこまめに実行しないといけないようですね。

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