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中国、宇宙ステーション「天宮1号」の打ち上げリハーサルを実施
Image credit: 中国載人航天工程网/CCTV[写真拡大]
中国の有人宇宙プロジェクトは9月26日、中国宇宙ステーションの実験第1号機「天宮1号」と長征2号Fロケットの打ち上げリハーサルを実施したと発表した。
打ち上げリハーサルは9月25日午後、酒泉衛星発射センターで行われ、地上システムの状況、チームワークの確認、北京の管制センターとの連携など、全てが順調に行われたという。
「天宮1号」の載せた長征2号Fロケットの打ち上げについては、予定通り9月27日から9月30日の間に実施する予定。
「天宮1号」は中国初のドッキング目標機で、重さ約8.5トン。実験装置室と物資保管室から構成され、ドッキングポートを1つ装備している。中国は「天宮1号」を打ち上げた後、2年間かけて有人宇宙船「神舟8号」、「神舟9号」、「神舟10号」を打ち上げ、ドッキング試験を行う。「神舟8号」は無人でドッキングを行うが、「神舟9号」と「神舟10号」は有人でドッキングを行う予定。
中国は現在、独自の宇宙ステーション計画を進めており、「天宮1号」を打ち上げた後、2015年までに「天宮2号」と「天宮3号」を打ち上げ、最終的に2020年までに中国初の宇宙ステーション「天宮」を完成させる計画となっている。
■天宮一号飛行任務行全区総合演練
http://cmse.gov.cn/news/show.php?itemid=1716
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