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アリアン5ロケット、通信衛星2基を打ち上げ
Image credit: Arianespace[写真拡大]
アリアンスペース社(Arianespace)は協定世界時間9月21日21時38分(日本時間9月22日6時38分)、アラブ通信衛星機構の通信衛星「アラブサット5C(Arabsat 5C)」とSESアメリカム社(SES AMERICOM)の通信衛星「SES-2」を載せたアリアンロケット(アリアン5ECA)を、南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約27分後に「アラブサット5C」、約35分後に「SES-2」をそれぞれ所定の静止トランスファ軌道に投入し、打ち上げが成功した。
「アラブサット5C」はアストリウム社とタレス・アレニア・スペース社が製造した通信衛星で、重さ約4700kg。26本のアクティブCバンド・トランスポンダとKaバンド・トランスポンダを搭載し、軌道上からハイビジョンテレビ放送や衛星通信サービスなどを提供する。
一方、「SES-2」はオービタル・サイエンシズ社が製造した通信衛星で、重さ約2560kg。24本のCバンド・トランスポンダと24本のKuバンド・トランスポンダを搭載し、北アメリカを中心に衛星通信やテレビ放送サービスなどを提供する。
■Arabsat-5C and SES-2 are orbited on Arianespace's fifth Ariane 5 flight of 2011
http://www.arianespace.com/news-mission-update/2011/846-va204-success.asp
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