台風12号激甚災害指定 20日の閣議で行う

2011年9月20日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 野田佳彦総理は16日の参議院本会議代表質問で山口那津男公明党代表の質問に答え、さきの台風12号で大きな被害を受けた和歌山、奈良、三重など被災地が切望している激甚災害への指定について「近く指定する」と答えた。

 折りしも、平野達男防災担当大臣は同日、台風12号による豪雨災害について、全国を対象とした激甚災害指定を9月20日の閣議で行う方針を示した。国による財政支援アップは地方自治体にとって、復旧への何よりの支援になる。

 山口公明党代表は紀伊半島地域に特に大きな被害をもたらした台風12号の被災地に今月11日、12日に入り、そこで得た被害の大きさを語るとともに「被災地の要望の中心は、まず激甚災害の指定だ」と政府に早期の指定を求めた。野田総理はこれに答えた。

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