グーグル、スマホをかざして決済できる「Google Wallet」の提供開始

2011年9月20日 13:47

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グーグル(Google)は19日、「おサイフケータイ」のように、スマートフォンを決済用端末にかざすことで決済ができる「Google Wallet」を提供開始すると発表した。写真は「Google Wallet」のウェブサイト。

グーグル(Google)は19日、「おサイフケータイ」のように、スマートフォンを決済用端末にかざすことで決済ができる「Google Wallet」を提供開始すると発表した。写真は「Google Wallet」のウェブサイト。[写真拡大]

 グーグル(Google)は19日、「おサイフケータイ」のように、スマートフォンを決済用端末にかざすことで決済ができる「Google Wallet」を提供開始すると発表した。第1弾としては、米スプリント・ネクステルが販売する「Nexus S 4G」のみで同機能が利用できる。

 「Google Wallet」は、近距離無線通信(NFC)を利用したサービス。マスターカードの非接触型決済サービス「ペイパス」(PayPass)ネットワークと連携しており、ペイパスに対応している店舗で利用できる。

 決済に関しては、当初クレジットカードの「Citi MasterCard」とグーグルの専用プリペイドカード「Google Prepaid Card」に対応している。Google Prepaid Cardには、既存のクレジットカードからチャージできるという。

 将来的にはビザ(Visa)、ディスカバー(Discover)、アメリカンエクスプレス(American Express)にも対応する方針。端末に関しても今後「Nexus S 4G」以外に対応していく予定だ。

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