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住友化学、米シェブロン・フィリップス・ケミカルとの合弁会社を解散
住友化学は14日、米シェブロン・フィリップス・ケミカルとの合弁会社「フィリップス・スミカ・ポリプロピレン・カンパニー」(PSPC)を解散することで合意したと発表した。
同社によると、PSPCが販売を行ってきた製品のうち、自動車用ポリプロピレン(PP)コンパウンドについては、住友化学と東洋インキグループとの合弁会社「住化ポリマーコンパウンズアメリカ」(SPCA)が北米地域での製品供給を継続していく予定という。
同社は自動車用PPコンパウンドをコア事業と位置づけ、グローバル化が進む自動車業界の需要に対応するために、日本、欧米、中国、東南アジアに生産・販売拠点を設置し、製品の供給を行っている。この事業戦略は今後も維持し、北米を含む世界各地域で安定供給体制を拡大していくという。
PSPCは1992年5月の設立で住友化学(同社子会社の出資を含む)が40%、シェブロン・フィリップス・ケミカル 60%が出資していた。資本金は4億5,500万ドル。
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