三菱電機、太陽電池モジュールの新製品:出力が210Wに向上

2011年8月31日 15:07

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三菱電機の国内住宅用の太陽電池モジュールの新商品「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」

三菱電機の国内住宅用の太陽電池モジュールの新商品「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」[写真拡大]

 三菱電機は31日、国内住宅用の太陽電池モジュールの新商品として、「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」4機種を10月28日に発売すると発表した。出力を従来品から5%向上させ、限られた屋根面積を有効活用できるようにした。

 同製品では、太陽電池セル受光面のグリッド電極と呼ばれる集電電極を従来比20%細くし、受光面積が増えて出力性能が向上した。標準モジュールの出力は210W。

 長方形の標準モジュールのほか、正方形(ハーフ)・台形モジュールをラインアップしており、さまざまな屋根形状を無駄なく活用できる。

 また、耐候性・耐湿性・密閉性に優れた3 層構造バックフィルムや耐蝕性メッキを施したフレームやネジ類の採用により、塩害地域(直接塩水がかかる重塩害地域を除く)でも専用のモジュールや架台などを必要とせず、標準品のまま設置ができる。

 標準(長方形) の「PV-MA2100C」は出力210Wで、価格が149,940円。正方形(ハーフ) の「PV-MA1050HC」、台形(左用)の「 PV-MA1050LC」、台形(右用) の「PV-MA1050RC」はそれぞれ出力が105Wで、価格が74,970円。

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