11月にISSから長期滞在クルー全員撤退か

2011年8月29日 17:00

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記事提供元:sorae.jp

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 米航空宇宙局(NASA)は8月26日、もしロシアが11月までにソユーズ有人宇宙船の打ち上げを再開できなければ、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している長期滞在クルー全員を地上に降ろし、無人でISSを運用する可能性もあると述べた。Spaceflight Nowなどが報じている。

 NASAのISSプログラム・マネージャーであるマイケル・サファディーニ氏(Michael Suffredini)はインタビューの中で、「私たちはISSの運用を続けられますが、結局、ソユーズが打ち上がらなければ、無人でISSを運用するしかありません」と述べている。

 ロシア連邦宇宙局は8月24日に、プログレス補給船(44P=M-12M)を載せたソユーズロケット(ソユーズU)を打ち上げたが、上段エンジンに異常が発生し、打ち上げに失敗した。特に問題を起こした上段エンジン「RD-0110」は、ソユーズ有人宇宙船の打ち上げで使用されるソユーズFGロケットと共通しているため、ロシアは現在、プログレス補給船とソユーズ有人宇宙船の打ち上げを共に一時中断している。

 写真=NASA。

 ■Space station could be abandoned in November
http://www.spaceflightnow.com/station/exp28/110827unmannedops/

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