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ファミリーマート、惣菜・サラダ新ブランド「彩り famima DELI」を発表
ファミリーマートは26日、惣菜・サラダのカテゴリーにおいて、オリジナルブランド「彩り famima DELI」の展開を、9月20日から全国のファミリーマート約8,500店舗で開始すると発表した。
“惣菜”と“サラダ”のオリジナルブランド「彩り famima DELI」のコンセプトは、『家でつくるよりおいしい定番メニュー!自分でつくれない新しい創作メニュー!』。「ベーシックなものから創作系まで、食卓の楽しさや満足度を高める、およそ100種類の幅広い品揃えで便利さ、選べる楽しさ、ワクワク感を提供する」と同社はコメントしている。
同社は、「人口動態の変化による少子高齢化や経済の停滞感は、日本人の食シーンにも変化をもたらし、特に『内食回帰』、『個食化』、『食スタイルの多様化』が顕著になってきている」と指摘。そのため、同社は、内食や個食の象徴でありバラエティさが特徴の“惣菜”や“サラダ”を新たにブランド化し、商品開発や販売方法を一新、店頭品揃えを強化する。これにより、特に中高年層、女性層を取り込み、潜在的な需要の掘り起こしを図るという。
使用する素材や調味料の変更、食材の食感維持、製造ラインの見直し、専門家による味付けの指導を受けて、定番メニューのおいしさをアップする。また、メニューのオリジナリティ創作性を出すため、惣菜では、ロールキャベツのような家庭では手間のかかる商品や野菜を中心とした創作メニューなどを開発していく。サラダでは、生野菜とボイルした野菜を組み合わせた商品など、今まで展開していない素材の組み合わせを提案していく。
さらに、季節性のあるメニューの提案を目指し、秋冬であれば、野菜が摂取できるクリームシチューのスープやかぼちゃとさつまいものサラダのような季節感を感じられる商品を開発していく。見た目も洗練するため、惣菜では、おかず・おつまみ用新型容器に変更。サラダでも立体感のある容器に変更する。
同社は、これまで、「できたてファミマキッチン」(ファストフード)、「三ツ星パスタ」(パスタ)、「Sweets+」(デザート)、「あじわいFamima Cafe」(チルド飲料)の4つのカテゴリーを重点カテゴリーとして位置づけ、絶対的・圧倒的な商品を作り上げてきた。今回、「彩り famima DELI」をこれらに続く同社の第5の重点カテゴリーとして位置づけ、商品開発から店頭での販売方法までも一新し、さらなる顧客獲得を目指す。
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