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ヤフオク、原点回帰のリニューアル 「競り商品」と「即決商品」を区分
ヤフーは23日、オークションサービスの「Yahoo!オークション」を9月6日にリニューアルすると発表した。写真はヤフーが公開したリニューアル後の「Yahoo!オークション」のイメージ図。[写真拡大]
ヤフーは23日、オークションサービスの「Yahoo!オークション」を9月6日にリニューアルすると発表した。オークション形式で売買される商品とすぐに落札できる商品を区別して取り扱い、「分かりやすく、誰もが簡単に使える」という原点への回帰を図るとしている。
同社によると、今回のリニューアルでは、「競り商品(オークション形式で売買される商品)」と「即決商品(いますぐ落札できる固定価格の商品)」の商品リストを分けて表示することで、それぞれの場の活性化を図る。
「競り商品」の売り場では、レアものや限定品などへの競り入札を活発化させ、オークション本来の「競り」を、今まで以上に楽しめる場を提供するという。
また、「即決商品」の場では、今すぐ商品を売却したい、落札したいという利用者の要望にこたえていくとしている。
同社は今回のリニューアルを実施する背景として、オークション市場の拡大や機能の強化に伴って利用方法が複雑化し、「誰もが簡単に」という開始当初のコンセプトからの“ずれ”が見られるようになってきたと説明。「誰もが簡単に商品の売買ができる場所の提供」への原点回帰を図るためリニューアルを行うとしている。
Yahoo!オークションは1999年9月に、個人間売買(CtoCオークション)としてスタートし、その後「即決価格商品」、法人企業の出店(BtoCオークション)、官公庁オークションなどの導入を経て、現在では、常時出品数が約2,200万規模にまで拡大している。
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