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「エクスプレスAM4」を載せたプロトンロケット、打ち上げ失敗
記事提供元:sorae.jp
Image credit: Roscosmos[写真拡大]
ロシア連邦宇宙局はバイコヌール時間8月18日3時25分(日本時間6時25分)、通信衛星「エクスプレスAM4(Express AM4)」を載せたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)を、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げたが、衛星を静止トランスファ軌道に投入できず、打ち上げに失敗した。
発表によると、打ち上げは順調に行われたが、上段エンジンのブリーズMに不具合が生じ、4回目の点火で何らかの問題が発生し、衛星を所定の軌道に投入できなかったという。また、衛星との通信が途絶え、上段エンジンから衛星が分離したかどうかも分かっておらず、ロシア連邦宇宙局は調査委員会を設置し、衛星との通信確保、今後の対応と失敗原因の特定を急いでいる。
「エクスプレスAM4」はEADS アストリウムが開発・製造した通信衛星で、15年間にわたって、ロシア上空で衛星通信やテレビ放送などのサービスを提供する予定だった。
■О запуске космического аппарата ≪Экспресс-АМ4≫
http://www.roscosmos.ru/main.php?id=2&nid=17735
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