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中国、科学衛星「実践11号04星」の打ち上げに失敗
記事提供元:sorae.jp
Image credit: CCTV[写真拡大]
中国国家航天局(CNSA)は北京時間8月18日17時28分(日本時間18時28分)、「実践11号04星(Shijian XI-04)」を載せた「長征2号丙(Long March 2C)」ロケットを、甘粛省の酒泉衛星発射センターから打ち上げたが、衛星を所定に軌道に投入できず、打ち上げに失敗した。
失敗した原因についてはロケット側とみられるが、詳細は分かっておらず、中国側は現在調査中だとしている。
また、今月中には中国宇宙ステーションの実験第1号機「天宮1号」の打ち上げも控えているため、失敗の原因によっては「天宮1号」の打ち上げに影響する可能性もある。
「実践11号04星」は中国航天科技集団公司所属の東方紅衛星公司が開発・製造した科学衛星で、主に軌道上で宇宙科学研究と技術試験などに使用される予定だった。
なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって145回目の打ち上げだった。
■我国“実践十一号04星”発射失利
http://news.xinhuanet.com/mil/2011-08/19/c_121880575.htm
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