関連記事
地球を覆う反物質帯が発見される
記事提供元:スラド
danceman 曰く、
2006年に打ち上げられた観測装置「Pamela」によって、地球を覆う反物質粒子の薄い層が発見されたそうだ(本家/.、BBC記事、論文)。
研究者チームによれば、今回発見された反物質の帯は「地球に近い、最も豊富な反物質源」であり、地球をドーナツ状に覆う2層のヴァン・アレン帯の間に反物質が捕らえられているのだそうだ。
反物質は物質と衝突するとエネルギーを発し、ごくわずかな量でも莫大なエネルギーが生み出されることから、NASAでは反物質を宇宙船の燃料として利用するプロジェクトがあるそうで、今回の発見はNASAの計画を具体化するのに十分な量である可能性があるらしい。
スラッシュドットのコメントを読む | 宇宙
関連ストーリー:
CERN、反物質の1000秒間にも上る保持に成功 2011年06月08日
これまでで最も重い反物質、反ヘリウムが見つかる 2011年04月26日
放射線帯の粒子掃除には電波が有効 2008年06月11日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク