ディノス、太陽光発電システム導入の一括サービス:面倒な手続きも代行

2011年8月9日 14:54

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ディノスの「太陽光発電システム ディノス特別セット」を導入した住宅のイメージ図

ディノスの「太陽光発電システム ディノス特別セット」を導入した住宅のイメージ図[写真拡大]

 ディノスは9日、「太陽光発電システム ディノス特別セット」の受付を開始すると発表した。機器の導入や工事などを一括サービスとして提供し、都道府県、電力会社などに必要な申請作業も代行する。

 同商品は、太陽光発電導入の一括サービス。価格は、太陽光パネルが10枚(2.3キロワット仕様)のタイプで139万円から。これには太陽光発電に必要な機器の費用と標準工事費用が含まれる。売電メーターの取り付け費は別途料金が必要。

 太陽光発電を導入すると、発電した電力の余剰分を電力会社に売電することができるが、見積もり時にはこの売電収入による電気代の削減、補助金の利用など、導入による費用対効果のシュミレーションを確認できる。

 同社がウェブサイト上で公開している茨城県水戸市在住の4人家族のシュミレーション例では、設置費用が169万円に対して、国と水戸市からの補助金が21万で、実質の負担額は148万2,720円。また、設置前の電気代の仮定が月額1万3,000円に対して設置後の電気代は9,180円で、売電収入が8,382円となり、合計して毎月の電気代が1万2,202円節約できることになる。単純計算では、10年で約147万円の節約となり、導入時の実質負担額を回収できることになる。

 また、太陽光発電導入に対する補助金を受け取るには、国や自治体への書類が必要で、電力会社との売電契約も電力会社への申請が必要となるが、こうした煩雑な手続きをディノスが代行する。

 太陽光パネルはカナディアン・ソーラー製で、1枚で230ワットの発電能力を持つ。設置工事はリフォームの専門業者ナカヤマが担当。導入時には、太陽光発電の現在量、消費電力、売電量がチェックできるタッチカラーパネル(5.6インチ)が付属する。

 太陽光パネルの枚数で3つのメニューが有り、10枚タイプ(2.3キロワット)が139万円、12枚タイプ(2.76キロワット)が169万円、15枚タイプ(3.45キロワット)が199万円。

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