サウジアラビアに高さ1キロを超える世界最高層ビルの建設計画

2011年8月7日 12:32

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記事提供元:スラド

  cheez 曰く、

 サウジアラビアのワリード・ビンタラール王子は、高さ1キロメートルを超える世界最高層ビル「ジッダタワー」の建設計画を8月2日に発表した(CNN.co.jpの記事WSJ日本版の記事Singularity Hubの記事本家/.)。

ジッダタワーの建設場所は紅海に臨むサウジアラビアの都市ジッダ。現在一番高いドバイのブルジュ・ハリファ(828メートル)を大きく超えることになる。タワーにはフォーシーズンズ・ホテルおよびサービスアパートメントのほか、高級コンドミニアム、オフィスなどが入る予定。設計を担当するのは、米国シカゴのAdrian Smith + Gordon Gill Architecture。Smith氏は別の会社に所属していたときにブルジュ・ハリファの設計にも関わっていたという。建物の外壁には照りつける太陽で建物が熱せられるのを最小限にする工夫が施され、影を作るためにテラスを兼ねた張り出し部分も設けられる。建設は大手ゼネコンのビンラディングループが受注しており、5年かけて完成する予定だ。ちなみに、ビンラディングループはオサマ・ビンラディン氏の父親が創業した企業だが、ビンラディン氏は1994年に一族から勘当されたとのこと。

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