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EmacsにGPL違反、Stallmanがミスを認める
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、
GPLを強固に推進するRichard M. Stallman氏の大きな功績の1つにEmacsの開発があるが、このEmacsにGPL違反が見つかった。Stallman氏は過ちを認め、対処を行う方針を示している(SourceForge.JP Magazine、LWN.net)。
問題があったのはEmacs 23.1以降。Emacs向けの開発ツールCEDET関連のコードに、バイナリのみでソースコードが含まれていないデータ(バイナリブロブ)があったそうだ。これはbisonで生成した構文解析器で、この構文解析器を生成するためのソースが含まれていなかったことが問題になっている。
Stallman氏はこの状態をすぐに解消したいという意を述べており、該当個所の削除、もしくはソースの追加という対処が考えられるとのこと。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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