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近年注目を浴びつつある「電気飛行機」、ただし実用化にはまだ遠い
記事提供元:スラド
cheez 曰く、
電気自動車が珍しいものでは無くなった今、次に期待されるのは電気飛行機といったところだろうが、実用化にはまだまだ時間がかかるそうだ(Txchnologist、本家/.)。
エアバスの親会社であるEADS(European Aeronautic Defense and Space Company)はこの1年、バッテリー駆動の超軽量航空機を既に飛ばしているそうで、最近開催されたパリ航空ショーでは直列ハイブリッドのモーターグライダーを発表したり、全電気方式の50シート旅客機の構想を打ち出したとのこと。
また、昨年秋にはボーイング社がNASAの出資を受け、737型級のハイブリッドタービン推進システムを搭載した商用航空機の開発詳細を発表している。
このような「超グリーンな」航空機の開発は始まっていても、実用化まではかなりの時間を要すると専門家らは予想しているとのこと。電気航空機を可能にするためには幾つもの技術革新が実現されなければならないといい、特に動力装置のバッテリー駆動化にはバッテリーの電力容量を現在の4倍にする必要があるという。
実現と実用化の間には大きな開きがあるものだと思うが、本格的な商用電気飛行機がお目見えするのは何年先になるだろうか。
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