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ネット上の治安は悪化。モラルもマナーも現実社会より悪い
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、
警視庁が22日「平成23年警察白書」を発表した(警察白書ページ)。サイバー犯罪に関する統計データもまとめられているが、サイバー犯罪が順調に増加しているほか、「インターネット上ではモラルやマナーが現実社会より悪い」という調査結果も掲載されている(平成23年警察白書 要約版[PDF])。
ネット関連の話題は要約版の「特集Ⅱ 安全・安心で責任あるサイバー市民社会の実現を目指して」でまとめられているのだが、サイバー犯罪の検挙件数は増加の一途をたどっており、インターネット・ホットラインセンターに通報される違法情報・有害情報の数も増加しているという。また、通報の内訳としてはわいせつ物公然陳列関連が過半数だそうだ。
興味深いのが、平成23年1月に行われたインターネット利用に関する意識調査の結果だ。インターネット上では現実社会よりもモラルやマナーが悪い、と答えた人が8割以上もおり、またサイバー空間に違法情報や有害情報が氾濫している理由として「誰が書き込みをしているのか分からない」を原因に挙げている人が9割を超えるという結果となっている。
匿名性についてネット上では賛否両論あるが、現実世界では少なくとも多くの人が匿名を違法・有害情報が発信される原因と考えられているようだ。
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