関連記事
スペースシャトル計画、最終ミッション終了
headless 曰く、
30年にわたるスペースシャトル計画最後のミッションを行ったアトランティス号は、予定よりも1日長い13日間の宇宙滞在を終え、7月20日午前5時57分(米東海岸時間)にフロリダのケネディー宇宙センターに帰還した(msnbcの記事、ロイターの記事、NASA — Latest Space Shuttle News、本家/.)。
ミッション最後の朝は、ケイト・スミスが歌うアービング・バーリン作曲「God Bless America」でクルーたちが目を覚ました。これまでスペースシャトルには、さまざまな趣向を凝らしたモーニングコールが地球から送られてきたが、今回はミッション中のクルーだけでなく、スペースシャトル計画に情熱をささげたすべての人に向けたものだという(NASA — STS-135 MCC Status Report #26 )。
しかし、スペースシャトル関連の職員たちに、感傷に浸っている暇はないようだ。以前にも「スペースシャトル退役とともにNASAで1200人規模のレイオフ」という話題があったが、スペースシャトル計画の終了に伴い、今週中にも2,300人、8月には1,000人が失業するとのこと。ケネディ宇宙センター周辺では合計8,000人が職を失うことになるが、再就職先を確保できている職員は550人程度にとどまるという(CNN.co.jpの記事)。
スラッシュドットのコメントを読む | NASA
関連ストーリー:
CmdrTaco 氏、アトランティスの発射を見学に行く 2011年07月14日
アトランティス号、スペースシャトル最後のミッションへ 2011年07月10日
有人宇宙飛行事業を独占するロシア、料金を値上げ中 2011年07月09日
ディスカバリー号帰還へ。カーク船長が最後のモーニングコールを務める 2011年03月09日
スペースシャトル退役とともに NASA で 1200 人規模のレイオフ 2010年10月05日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク