「Microsoft Small Basic」1.0リリース

2011年7月17日 11:00

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記事提供元:スラド

  hylom 曰く、

 米Microsoftは7月13日、初心者向けプログラミング環境「Microsoft Small Basic 1.0」をリリースした(Small Basic WebサイトSmall Basicブログの記事)。

Small Basicはプログラミング言語および開発環境、ライブラリーのセットで、「初心者でもプログラミングを始めやすく、簡単なものにする」ことを目指して開発された。昔のBASIC言語をイメージしつつも、.NET Frameworkベースで「シンプルかつリッチな」プログラミング環境となっている。10~16歳を対象にテストを行ってきたとのことだが、大人にとってもプログラミング学習の最初のステップに適しているという。

Small Basicは必要最低限の機能のみ備えており、スコープや型、オブジェクト指向など初心者には難しい概念を理解しなくても学習を進めることができる。かつて我々がBASICからプログラミングを学んだように、Small Basicでプログラミングを始めてほしい、という意図のようだ。

 ちなみに、Small Basicで作成したプログラムは直接実行するほか、Webへの発行やVB2010プロジェクトへのエクスポートも可能だ。なお、Webへの発行時には確認画面などが表示されることなく、いきなり「smallbasic.com」にアップロードされてしまうので要注意。

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