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高寿命が特徴、ソニーが家庭用蓄電システム試作機を公開
記事提供元:スラド
slashvista 曰く、
家電Watchにて、ソニーが4月に発表したリチウムイン蓄電モジュール「IJ1001M」を使用する家庭用蓄電システムが紹介されている。
このシステムではIJ1001Mを8台連結することで合計9.6kWhの電池容量を実現、全体の運転を統括するコントローラー、直流の電気を交流に変換するインバーターも搭載されている。一般家庭の1日の消費電力量が約8kWh、IJ1001M自体は1時間で90%以上という急速充電性能を特徴としていることから、家庭用としては十分な性能ではないだろうか。
また、性能もさることながら、電池の正極材にオリビン型リン酸鉄を採用したことに加え、ソニー独自の材料・構造上の特徴(記事では「秘伝のタレ」と書かれている)により、5000サイクルの充放電を行っても80%以上の容量が維持できるという。リチウムイオン電池は寿命にまだ難があると思われているわけだが、5000サイクルも持つなら本当に家庭用として使えそうである。
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