スペースシャトル最後の打上げ、カウントダウン開始

2011年7月6日 11:45

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記事提供元:sorae.jp

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 米航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部夏時間7月5日13時(日本時間7月6日2時)、スペースシャトル計画最後のフライトとなる、スペースシャトル・アトランティス(STS-135)のカウントダウンを開始した。

 記者会見で、NASA試験ディレクターのジェレミー・グレーバー氏( Jeremy Graeber)は「カウントダウン前の準備は全て整いました。特に問題はありません。唯一気になっているのが当日の天候でしょう」と述べた。

 アトランティスの打ち上げはアメリカ東部夏時間7月8日11時26分(日本時間7月9日0時26分)に設定されているが、天候予報チームによると、当日に雨の可能性があり、アトランティスを打ち上げられる可能性は40%程度だという。

 今回のSTS-135ミッションは多目的補給モジュール「ラファエロ」を搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に科学機器や水再生システムの部品などを運ぶ。船長はクリストファー・ファーガソン宇宙飛行士、パイロットはダグ・ハーリー宇宙飛行士が務め、サンディー・マグヌス宇宙飛行士、レックス・ウォルハイム宇宙飛行士の計4人が搭乗する。

 これがスペースシャトル計画最後の打ち上げで、救助ミッションの準備はなく、もしアトランティスに問題が起きた場合、宇宙飛行士らはISSに避難し、ソユーズ有人宇宙船による救助を待つことになる。

 写真=NASA。

 ■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html

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