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電子レンジで作る日清「カップヌードルごはん」、7月25日から全国発売
電子レンジで調理する即席カップライス「カップヌードルごはん」、7月25日から全国発売[写真拡大]
日清食品は5日、電子レンジで調理する即席カップライス「カップヌードルごはん」を、7月25日から全国発売すると発表した。「カップヌードルごはん」は、昨年8月16日に先行発売した近畿地区で、一時的に販売を休止せざるを得ないほど、当初の予想を大幅に上回る売れ行きを記録した人気商品。現在、近畿地区では発売中だが、今夏に全国展開する。希望小売価格は250円(税別)で、「カップヌードルごはん」と「カップヌードルごはん シーフード」の2種類がある。
「カップヌードルごはん」は、「カップヌードル」の味をごはんで忠実に再現した商品で、お湯ではなく電子レンジで調理する即席タイプのカップライス。「カップヌードルがごはんになった!」というキャッチコピーの通り、スープの味のみならず、麺の味やフライした風味、そして具材の「コロ・チャー」など、「カップヌードル」ならではの特徴を取り入れている。
コシのある食感が楽しめるごはんは、一度炊き上げた米を高温高速の熱風で乾燥させ、膨化 (パフィング加工) したパフライスを、具材・スープとともに電子レンジで水から「炊く」ことで、すみずみにまで「カップヌードル」の味が染みわたるという。
「カップヌードルごはん」と「カップヌードルごはん シーフード」の2品は、人口1人当たりの「カップヌードル」購入量が全国で最も高い近畿地区で、2010年8月16日に先行発売したが、予想を大幅に上回る売れ行きとなったため、8月20日に販売を一時休止。その後、供給体制を整え、2010年9月27日から「カップヌードルごはん」、2011年3月7日から「カップヌードルごはん シーフード」の販売を近畿地区で再開している。販売再開直後の2010年10月には、近畿地区における通常月のセット米飯市場の4倍にあたる販売数量をたった1アイテムで達成。以降も好調な売れ行きを維持している。
同商品は、国内カップ麺市場が年間約3,800億円の規模であるのに対して、電子レンジ食品市場は56億円にとどまっている現状を打開するため、カップ麺の代表的なブランドである「カップヌードル」を活用し、カップ麺ユーザーに電子レンジ調理による「簡便性」、「加熱調理ならではのおいしさ」を体験してほしいとの思いから開発された。
日本国内では現在、電気ポットの出荷数が減る一方、電子レンジは世帯普及率が9割を超えていることから、同社は、2008年から「ニッチン」の愛称で「日清のチンするレンジシリーズ」を展開するなど、電子レンジ対応商品を強化している。
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