水源地のダム湖での立ちションにより、水が全量廃棄処分に

2011年6月27日 14:19

印刷

記事提供元:スラド

  masakun 曰く

 やや旧聞になりますが、米オレゴン州ポートランド市の水源に酔っ払いがしたおしっこのせいで、ダム湖の水が総入れ替えになったそうです(英テレグラフロケットニュース)。

 酔っ払いの名は Joshua Seater 、21歳。友人たちとダム湖のほとりで飲み明かしている最中、尿意を催してダム湖で立ちションしたところを、監視カメラに撮影され問題に。成人ひとりのおしっこの量は6~8オンス(180~220グラム)なので十分希釈されていると見る向きも多い中、ダム管理者はニュースを知った市民感情を考慮してダムの水を総入れ替えにすることを決定。なんとその量は3万立方メートル(800万ガロン)で、3万6000ドル相当の水。この決定にポートランド水道局の David Shaff は「わたしはやりすぎだとは思わない。むしろ市民がこう話しあうところが目に浮かぶ。『今朝あの水でオレンジジュースを作っちゃった』」と擁護。

 一方 Joshua Seater は罰金刑になる見通しですが、ポートランド警察の Pete Simpson 氏曰く「やつがダム湖のほとりにある茂みでやっていればおそらく何の問題もなかった不幸な事件だ」。

 ところでアメリカの上水道って取水口でろ過や沈殿はしないんですかね。

 スラッシュドットのコメントを読む | idle セクション | アメリカ合衆国

 関連ストーリー:
SEGAの排尿プレイゲーム「トイレッツ」 2011年01月09日
ウィスキーの原料に「尿」 2010年09月01日
人の尿で発電。尿漏れセンサーやバイオマスエネルギーに? 2009年11月16日
ゴキブリは自身の尿すらも栄養素に変える 2009年10月30日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事