Pentax、超小型レンズ交換式デジカメ「Q」を発表

2011年6月24日 19:25

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記事提供元:スラド

  maia 曰く

 Pentaxが超小型ミラーレスシステム「PENTAX Q」を発表した(製品情報)。ただし、撮像素子は1/2.3型。

 本体は98×57.5×31mmで、バッテリ・SDカード込で200g。レンズは標準の3倍ズーム(27.5-83mm相当)が96g。レンズキット価格が6万円台だから、決してお安くない。8万円台のダブルレンズキットには47mm相当のF1.9単焦点レンズ(37g)も付く。撮像素子はソニー製1/2.3型1,240万画素裏面照射型CMOSセンサーで、ISO6400でもノイズは少ないという。

 レンズマウントは新開発の「Qマウント」で、マウント径は29mm。ポップアップするストロボは、史上最高のギミックだろう。一応フルハイビジョン(30fps)も撮れる。わざと「トイレンズ」の名を冠した交換レンズの用意や、100mm相当以上の望遠が無いことも含め、一般向けではなく、小型・高品位・趣味的な琴線にふれることを狙ったのだろう。まさに「auto110」のスピリットが復活したのかもしれない(1/1.8型でなかったのは残念だが)。

 実機を手にしないと分からないが、高品質な雰囲気があれば、一定のニーズはあるだろう。個人的には、この価格帯ならAPS-Cサイズを選択するだろうけど。

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