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Apple の iCloud Music Match はハニーポットか ?
記事提供元:スラド
capra 曰く、
米Appleは今年度の技術者向けイベントWWDCにて、iCloud Music Matchという新たなサービスを発表した。クラウドに音楽を保存するというこのサービスが海賊版をあぶりだす壮大な装置なのではないかとの話が本家/.で照会されている。
iCloud Music Matchはユーザのコンピュータをスキャンし、音楽ファイルをAppleのストリーミング用のデータセンターにアップロードするというサービス。年額24ドル99セントで自分の持っている音楽ファイルをどこからでもストリーミングすることができるというもので、Appleを通して購入していない音楽コンテンツについても記録されAppleの256kb AACでユーザに提供されるという。
このサービスは、ユーザのファイルをスキャンすることが前提となっている。恐らくMP3ファイルのヘッダ情報を読み、コンテンツ全体のハッシュ計算を実行すると考えられるという。例えDRMフリーの音楽ファイルであっても、ダウンロードされた音楽ファイルには購入情報と購入者情報を含んだヘッダの「ウォーターマーク(透かし)」が刻印されており、iCloud Music Matchはこれを元に正規のファイルと違法なファイルを判断し、海賊版をあぶり出す壮大なハニーポットなのではという推測を元記事は提示している。
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