リクシル、電動アシスト自転車向け駐輪場の受注開始 太陽光発電で蓄電

2011年6月20日 15:54

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リクシルの「ソーラーチャージステーション」の施工例

リクシルの「ソーラーチャージステーション」の施工例[写真拡大]

  • リクシルの「ソーラーチャージステーション」の仕組み

 住宅設備機器・建材の総合メーカー「LIXIL(リクシル)」は20日、TOEXブランドの地球環境に配慮したエコリスシリーズから、太陽光発電で蓄えた電気を電動アシスト自転車のバッテリー充電に活用できる駐輪場「ソーラーチャージステーション」の受注を、同日開始すると発表した。

 「ソーラーチャージステーション」は、快適で便利なくらしと環境に配慮したまちづくりを実現するTOEXのエコリスシリーズの公共施設向け商品。蓄電量約1.5キロワット時の大容量・小型リチウムイオン電池を搭載し、屋根上に設置した太陽光電池パネルで発電した電力を蓄電、その電力を電動アシスト自転車(最大同時6台分)のバッテリー充電に活用する。また、夜間時のLED照明点灯のための電力としても利用できるほか、災害時の非常時用電源として、パソコンや携帯電話の充電も可能。

 カラーは、本体がオータムブラウン、マイルドブラック、シャイングレーの3色、屋根材はアルミ板(不燃材)で、ブロンズ、シャイングレー、ダークブラウン、ホワイトの4色をそろえており、地域の景観に合わせて選ぶことができる。受注生産・オーダー対応のため、価格については未定。全国で発売される。

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