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外国人旅行 4月は前年同月の4分の1
記事提供元:エコノミックニュース
観光庁はJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社など、主要旅行業者59社の旅行取り扱い状況の「4月分速報」を16日、発表した。外国人旅行は前年同月の4分の1にとどまった。
それによると、外国人による旅行は団体、個人ともに大幅に落ち込み、金額ベースで前年同月より76.8%減少、日本からの海外旅行も前年同月より11.4%減少するなど東日本大震災の影響を浮き彫りにしていた。
観光庁の速報によると、外国人旅行は取扱高で14億6512万9000円と前年の23.2%にとどまっていた。これは原発事故による日本への渡航自粛と延期勧告の継続、航空便の一部運航縮小などが影響し、キャンセルが相次いだためとしている。
海外旅行も1352億2193万7000円と前年同月の88.6%に留まっていた。これは日本と諸外国との航空便の一部で運航が縮小されたことが大きな要因。また、国内旅行も西日本や九州方面は比較的堅調だったものの、3470億1249万6000円と前年同月の77.5%に留まり、国内、海外、外国人ともに2ヶ月連続での減少になった。(編集担当:福角忠夫)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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