宮城など3県で養鶏の11.5%を亡くす

2011年6月14日 11:00

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 農林水産省が東日本大震災で被害を受けた青森、岩手、宮城3県からの畜産関係被害報告を6月1日現在でまとめた。福島県は調査中としている。

 それによると、宮城など3県で肉用牛458頭が津波による水死をはじめ圧死、餓死、凍死していたほか、乳用牛187頭、牛17頭、養豚5850頭、養鶏454万9620羽が亡くなっていた。

 養鶏では飼養羽数の11.5%に相当する被害数で、養豚でも0.5%、肉用や乳用牛でもそれぞれ0.2%に相当する数値になっていた。

 政府は農業経営復旧のための金融支援や被災家畜の円滑処理、被災農家の経営再開支援事業をすすめている。(編集担当:福角忠夫)

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事