久しぶりに中継放送を見て「プロ野球銘柄」=田北知見の銘柄ウオッチ

2011年6月10日 16:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

久しぶりにプロ野球をテレビで見た。待合室でついていたテレビが中継放送をやっていて、かなり長い待ち時間があったため、5イニングくらいジックリ見ることができたのだった。

久しぶりにプロ野球をテレビで見た。待合室でついていたテレビが中継放送をやっていて、かなり長い待ち時間があったため、5イニングくらいジックリ見ることができたのだった。[写真拡大]

(株式ジャーナリスト:田北知見の銘柄ウオッチ)

久しぶりに中継放送を見て、「プロ野球銘柄」

  久しぶりにプロ野球をテレビで見た。待合室でついていたテレビが中継放送をやっていて、かなり長い待ち時間があったため、5イニングくらいジックリ見ることができたのだった。私はスポーツには関心が薄いため、プロ野球は3~4年ほど前に球場で見たのが最後だし、テレビでは、ニュースなどの映像でたまたま見たようなケースを除けば、きちんと試合を見るのは10年ぶりくらいかもしれない。

  一番の感想は、「最近のプロ野球のテレビ中継は、私のようなド素人が見ても楽しめるようにつくられているんだなあ」ということだった。まず、解説は丁寧で分かりやすい。ちなみに私が見た時は、江川卓氏だった。江川氏の顔をテレビで見たのも久しぶりだ。

  そして、各選手の簡単なデータが画面に出るので、「そうか、この選手が今の主砲なんだな(単なる「4番打者」ではなく、「主砲」)」と分かれば、たとえば「2死、走者1、2塁」という時にその選手がバッターボックスに立つと「1発長打が出るか?」とドキドキする。たとえば「足が速く、盗塁が得意な選手」だと分かれば、その選手が塁に出ると「盗りに行くかも」とワクワクする。また、ピッチャーの投げた球種やゾーンなども画面に出るので、そうした面からも楽しめた。

  プロ野球に限らず、ゲームをはじめとしたどの娯楽分野もそうなのだろうが、今の時代は、コアなファンを大切にしつつも、どれだけ広い層からお客を取り込めるかが勝負なのだろう。だからテレビ放送でも、こうした「楽しんでもらうための工夫やサービス」をこらしているのだろうなあ、と思ったのだった。

  「プロ野球銘柄」を見てみた。

★日本ハム <2282> (東1)

  北海道日本ハムファイターズの日本ハム <2282> (東1)を入れる。10日終値は17円高の1092円。単位1000株。PERは約14.7倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートは5月31日につけた直近高値1144円から反落し、続落トレンドで来ていたが、ここへ来て反発。まずは1150円フシまでの戻りが目標となりそうだ。野村証券が5月27日に出した投資判断では「買い」、目標株価1500円とされた。また、今期2012年3月期連結業績予想は前年比増収増益。さらに、東洋経済新報社の6日付け『四季報速報』では、次期2013年3月期も増収増益との予想値が出ており、業績面からも買い安心感がある。

★ヤクルト本社 <2267> (東1)

  東京ヤクルトスワローズからヤクルト本社 <2267> (東1)を入れる。10日終値は32円高の2211円。単位100株。PERは約27.6倍、PBRは約1.7倍となっている。チャートはここ数日、2100円台後半を中心にモミ合っていたが、本日は上放れ。この勢いでまずは2300円フシまでの戻りを目指す。今期2012年3月期連結業績予想は前年比増収増益。また、8日付けの『四季報速報』には、会社側予想値より上ブレした予想値が出ており、さらに次期2013年3月期は増収増益と観測されている。業績面からも買い安心感のある銘柄といえそうだ。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

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