震災以来閉館していた気象科学館 6日から開館

2011年6月7日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 気象庁(東京都千代田区大手町)は東日本大震災発生時から、安全対策のため、その後は節電のため休館していた同庁1階の「気象科学館」を6日開館した。11月一杯まで、平日のみでなく、土曜、日曜も開館する(土日開館は6月18日から)。

 気象科学館は気象業務や災害から身を守る方法などの情報提供などを行っており、気象観測や海洋観測などの機器をはじめ、南極の石などもみることができる。年間1万人くらいが来館している。

 気象科学館では日常の天気予報をはじめ、警報が作成されるまでの舞台裏、緊急地震速報のしくみなどを知ることができるほか、震度計、竜巻発生装置などもあり、気象のいろいろを楽しく学ぶことができる。

 なお、気象科学館では電灯やモニターの一部を消すなどして節電を行っている。(編集担当:福角忠夫)

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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