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スペースシャトル・エンデバー最後の飛行、明日帰還
Image credit: NASA[写真拡大]
スペースシャトル・エンデバー(STS-134)の搭乗クルーらは5月31日、飛行制御システムや姿勢制御システムなどの最終点検を行い、帰還への最終準備を終えた。
米航空宇宙局(NASA)によると、エンデバーの機体状態や姿勢制御システムは良好で、着陸には特にo大きな問題はないという。また、着陸時のケネディ宇宙センター周辺の天候は強い横風の可能性があるものの、比較的良好とみられる。
エンデバーが6月1日にケネディ宇宙センターに着陸できるチャンスは2回。1回目はアメリカ東部夏時間6月1日2時35分(日本時間15時35分)、2回目は6月1日4時11分(日本時間17時11分)の予定。
また、エンデバーに水や酸素、食料などが十分にあることから、NASAは6月1日の着陸において、場所をエドワーズ空軍基地やホワイトサンズ試験場に変更するプランを検討していない。もし悪天候などでエンデバーがケネディ宇宙センターに着陸できなかった場合、NASAはミッションを延長する。
なお、エンデバーはこのミッションを最後に退役する予定で、スペースシャトルの打ち上げも7月のアトランティス(STS-135)を残すのみとなっている。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
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