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ロボットが自らロボット言語を作り出すことに成功
eggy 曰く、
オーストラリアのクイーンズランド大学及びクイーンズランド工科大学の研究チームがロボットに言語を作り出すよう教えたところ、ロボットによるロボット言語が生まれ、ロボット同士での会話ができるようになったとのこと(Lingoroids、ExtremeTechの記事、本家/.)。
研究の目的は、どのように言語が時間をかけて自然に進化し、発達していくのかを理解することだ。ただし、言葉を持たない人間を用意して実験することは不可能なので、相手や周囲を認識して会話するためマイクとスピーカー、カメラ、距離計、ソナーを装備したロボット「Lingodroid」を作成したのだという。
人が自分を指差して自分の名前を言い、相手に自分の名前を伝えるのと同様に、Lingoroidは地図上の場所を説明するために必要な言葉を作って話し、言葉と場所を結び付けていく。これまでに見た場所について話し合うことで、距離や時間といった抽象的な言葉も作り出し、ロボットだけの力で幅5mの迷路を描きだすことに成功したとのこと。
ロボット同士のコミュニケーションが発達すれば、映画「ターミネーター」のようなことにもなりかねないと恐怖を覚えたのはタレコみ子だけであろうか。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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