東芝 韓国で石炭火力発電所向け蒸気タービン発電設備を受注

2011年5月17日 19:14

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 東芝は17日、韓国の現代建設と共同で、韓国南部発電株式会社から、三陟超々臨界石炭火力発電所向け蒸気タービン発電設備を受注したと発表した。

 今回同社が受注した火力発電設備は、発電効率が高く環境負荷の低減にもつながる超々臨界圧方式の出力100万キロワット蒸気タービン発電設備2基。2013年以降順次納入し、韓国で初めて運転を開始する100万キロワット級超々臨界圧方式発電所となる。運転開始は2015年半ば以降順次行われる予定。

 最近韓国は、高い経済成長率を背景に、電力需要が堅調に増加。現在76ギガワットの発電容量を2020年までに100ギガワット以上に増量させる計画だという。そのうち火力発電は55%以上を占める見通し。

 なお、同社は、超々臨界圧方式の蒸気タービン発電設備について、国内10基、海外13基の受注実績がある。

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